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猫まみれ日記 Partⅱ

サークルくんの安楽死をすすめた獣医

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火曜日の晩、いつのものようにミルキー達の隔離部屋に入るとサークル君が窓辺で寝そべったままで、全く起きようとしなかったのでよく見たら息がとても荒くて、グッタリ…。

すでに夜の9時半を過ぎていたので、当然病院はどこも開いていない。
いつもの猫の病院の留守電にメッセージを入れたものの、すぐに気付いていただけるかどうかわからないし、タウンページで夜専門の病院を見つけ、そこの連れて行った。

途中、猫病院の先生からお電話をいただいたけれど、もう別の病院に着く直前だったのでとりあえずそこで診察してもらいます、と電話を切った。

病院到着後、受付で住所等を書いて診察室へ通された。
スタッフの女性は爪にオレンジ色のマニキュアを塗っていた。
この病院ってイマイチかもしれない、と思った。(後悔その1)

まずスタッフの女性が色々質問をしてきた。
症状だけならともかく、サークル君の毛色とか、人間の家族の人数とか。。。
サークル君は苦しそうにしてるんだから、早く診て欲しいのに。。(後悔その2)

そこへ先生がやってきたものの、入り口のところで立ったまま
サークル君を見下ろして、「レントゲン撮った方がいいね、ついでに血液検査しておきましょう」

・・・脂ぎったカバ体型の獣医は、全く触りもせずにそんなことを云う、、
益々こんなところへ来たことを後悔。(後悔その3)

そしたらまた女性スタッフが来てサークル君の肛門に体温計を突っ込んだ。
それでサークル君は益々呼吸困難に陥り、口をあけて苦しそうに・・。

このままではジャイアンの二の舞になると思い(以前、箕面の救急病院で病院側の対応が悪くパニックになった末、呼吸困難に陥りそのまま亡くなった)、「体温なんか計ってる場合じゃないんじゃないですか?そんなことして刺激を与えないでください、レントゲンとかよりも、先に酸素室にいれて応急処置をしてください!」ときつく云った。

するとやっとノンビリしていた態度を変え、バタバタと酸素室の用意をしてサークル君を入れたのだ。

カバ獣医は、2,30分はかかるから、その間そこら辺をブラブラしてきてもらってもいいですよ~。
こんな夜遅くにどこへ行けって言うんだ。
待合室にいます、と言うと、「ボクは、テレビを観させてもらいますけど。ハハハ。」

・・・言葉もない。

*******

30分後に、サークル君はレントゲン室へ。
顔を見ると、少しラクになった表情をしていた。
やはり酸素室に入れてもらって正解。。。っていうか、そんなこと素人の私が頼むんじゃなくって
プロの獣医が率先してするべきだよね。

大分待たされてから、レントゲンの結果が出たので診察室へ。

片方の胸は真っ白。もう片方は半分ほど黒い。

ここからは、箇条書き形式で、カバ獣医とのやりとりを書きます。


カバ獣医は、これはリンパ腫が原因で末期です。
今日、明日の命。
ボクなら、「安楽死」を薦めます。
この前も、こういう猫がいたけど飼い主さんは安楽死させた。

白い部分が、何か(水か、膿か)は検査をしないとわからない。
エコーをかけたらすぐわかるが、毛を剃らなければならない。
白い部分の液体を抜いて調べるのに、軽く麻酔をかけなければならない。


こんな負担を今のサークル君にかけたらどうなるか。
(というか、こんなカバにさせたらどうなるか)

私もダンナも、これ以上の検査に消極的な態度を示す。
ボクなら、立ち止まってても仕方がないから、ドンドンと進めていく。
それで駄目なら(途中で死んだら)それはそれで仕方がないと思う。

結局検査はしないことに。
カバは、このレントゲンしか判断材料がないからあくまでも
ボクの推測だけど、これはもう末期の症状なのでいつ死んでもおかしくない。

「あくまでもボクの推測(しつこく何度も言う)、そして…長年の経験と勘。」

・・・と自信満々に抜かした。

特に「長年の経験と勘」の部分をもったいぶって言っていた。

少しでもラクになれるような処置を聞くと、一応注射をすると言う
そして飲み薬も。

飲み薬は、たくさん出してもそれまでは持たないから2,3日分。

受付で薬を貰うとき、「きついことを言うようだけどそれを飲み終わるまでには
もたないと思う」

出された薬は4種類。
抗生物質、利尿剤、ステロイド、○○(忘れた)

こんなすごい量をどうやって飲ませっていうのか。

その夜は、サークル君に一晩中ついていたが、場所を移動しながら、横たわっていた。
息も苦しそう。
一睡も出来てないようだ。

その間、どうもカバの診断結果が胡散臭かったのでネットで色々調べているうちに、益々疑問だらけ。

翌朝、車での長時間の移動は怖かったけれど猫の病院に連れて行った。
長くなるので、続きは別に書きます。
by yuzumelon | 2005-09-22 14:23 | サークル君
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いつの間にやら23匹に増えたニャンコ達に仕える管理人の猫まみれな日々を綴ります。*猫と暮らしたいな、と思ってる方…世の中には不幸な子がたくさんいるので、そういう子達を是非引き取ってあげてね。

by yuzumelon
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